全三井・全三菱テニス大会は、1955(S30)年7月に三井浜田山コートで開催された伝統ある大会です。
第1回大会のNo1は、新旧デ杯選手の(三井)宮城・加茂組と(三菱)山岸・藤倉組との対戦となり、翌月全米ダブルス優勝の三井ペアが6-4,6-4の接戦で勝利するも、総合成績は三菱が9-7で勝利しました。
以降、三菱銀行武蔵野コートと毎年交互に行われ(浜田山コート閉鎖後は主として銀行コート)、2018(H30)年の第64回大会時点で、三菱から33勝27敗(4中止)と接戦を繰り広げています。
当初は、男子・ベテランダブルスの16ポイントからスタートし、現在は、これに女子とベテランの年齢区分を行い25ポイントで競われています。
2006(H18)年発行の大会50周年記念誌から、当時の三菱庭球同好会長である岸暁氏(銀行)のご挨拶と、日本を代表したプレーヤの清水善三氏(三井物産)、熊谷一彌氏のご遺稿を紹介します。
2021年2月24日、宮城淳氏のご逝去にあたり、同氏のご遺稿と三菱の藤井道雄氏の寄稿文を追加掲載いたします。