三菱とテニス日本リーグ

テニス日本リーグは、全国9地域からの予選を勝ち抜いたチーム(男子16、女子12)が競う国内最高峰の実業団チーム戦であり、日本テニス協会のビッグイベントです。レッド・ブルーの2ブロックに分かれ、各ブロックでラウンドロビンを行い、上位チーム(男子各4、女子各3)が決勝トーナメントへ進出します。また、各下位チーム(男子各2、女子各1)が降格となり、翌年の全国実業団対抗テニストーナメントからの再挑戦となります

1986年に始まったテニス日本リーグは、第1回には三菱化学、三菱商事、三菱重工の男子が参加しました その後2017年で32回を数え、三菱グループからは男子が通算28回に社が出場。女子も通算26回に4社が出場しています。中でも男子では三菱電機近年優勝回、準優勝回と日本リーグをリードしています 女子は明治安田生命が14年連続出場を続けており、同チームと三菱UFJ銀行が最高順位位と健闘しています

近年HI盃当日の本戦出場選手の挨拶でも日本リーグでの抱負を語る選手が増えて来ており、個人戦ではHI盃を、団体戦では日本リーグを目標に企業テニスを頑張っている様子が窺ますまた、日本リーグ出場企業同士で連携し、東日本復興支援テニスクリニックを震災時から毎年開催しており、自身のテニスライフのみなら社会貢献活動にも精力を注いでい

蛇足ながら筆者は、1986年の回大会ではチェアアンパイアで運営の支援を行い、いつかこの舞台に立ちたいと思いました夢は簡単には叶いませんでしたが、後のHI優勝者の長谷川寛選手、古村賢紀選手(現在、三菱商事)相次いで入社。2000年に漸く日本リーグに昇格。同年に自身も日本リーグ初出場の夢を叶えることができました。

これからも三菱グループとして日本リーグや社会貢献活動を通じて日本のテニス界の底上げに貢献することができればと思います。(文責 三菱電機・ファルコンズ 松岡 信幸)